全拳協本部福岡支部40周年表演会開催さる

2015年11月23日、福岡市博多体育館において全拳協本部福岡支部の創立40周年を記念して表演会が盛大に開催されました。北京体育大学から4名のご来賓を迎えて、選手団324名、観客百数十名が参加しての盛会となりました。表演会では、24の集体チーム、5組の個人参加があり、日ごろの成果を披露しました。特別表演では、北京体育大学の楊柏龍老師による「八段錦」、同じく劉玉萍老師による「陳式太極剣」が会場の皆さんを真の気功・太極拳の世界にいざなっていきました。

<宮内支部長のあいさつ要旨>

「北京体育大学からの4名の先生方、ありがとうございます。福岡支部は1974年私と妻が日本太極拳協会の三浦英夫専務理事にご協力をお願いし、翌年2月に福岡支部を立ち上げしました。中野晴美先生にご指導いただきました。4月には協会の理事会で支部を作ることが決まり、第1号支部として福岡支部が承認されました。その後、繰り返し太極拳訪中団を派遣し、劉玉萍老師の来復指導を重ね、公認教室も70を超えて発展してきました。これはひとえに北京体育大学のご指導と協会本部のご指導・ご助力、支部の皆様の真面目に学ぶ姿勢のたまものです。今後も日中友好と文化体育遺産太極拳を続けてまいります。」

<北京体育大学 池建学長からのご祝辞要旨>

「北京体育大学を代表して40周年に心からお祝い申し上げます。本学は貴支部と長い間に友好交流と協力関係を持ち優れた成果を収めることができました。両国の体育文化の交流を深めるとともに貴支部との友情関係をますます増進することと存じます。」

<全日本太極拳協会 代表 中野泰次さまのご祝辞>

「このたびは福岡支部40周年記念事業、心よりお祝い申し上げます。盛儀をお迎えになるまでの道のり、長くお骨折りの多い日々だったことと謹んで推察いたします。このたびの記念事業を機に、ますますご盛会、ご活躍されることを期待しています。」

 

  楊柏龍老師による「八段錦」の表演

    劉玉萍老師による「陳式太極剣」の特別表演(日本初公開)   

表演会スライドショー

40周年記念祝賀会も開催されました

 表演会に引き続き、11月23日の18時から博多都ホテルにおいて祝賀パーティが開催されました。表演会に引き続き北京体育大学からの4名のご来賓をお迎えして約260名の参加で祝賀会がありました。支部長のあいさつの後、ご祝辞が続き、参加者の皆さんはお互いの談笑や、ご来賓との歓談など楽しい時間を過ごしました。お楽しみのアトラクションが始まり、華やかなフラダンスに続いて、支部のドクター竹中氏による「太極拳上達促進機器」研究発表が行われ会場は爆笑の渦に包まれました。美声の持ち主によるカラオケの発表の後、お楽しみ抽選会が行われました。参加者が名残尽きぬまま祝賀会は大盛会のうちにお開きとなりました。太極拳の普及や自己研さんを胸に秘めて。

記念パーティスライドショー